ロサンゼルスからは以上です。

ロサンゼルスのロースクール留学中。アメリカでの留学生活、旅、映画、その他気づいたことなどを綴ります。

留学へのカルマ : ガラス玉ひとつ落とされた

昨年夏からアメリカに留学し、早1年が経とうとしています。この約1年間で思ったことは、「海外生活はひとの価値観を根底から変える(かもしれない)」ということです。つらつらと留学についていま思っていることを書いてみたいと思います。

 

私は小学生の頃に、キャビンアテンダントのドラマを見て(ベタ)、「こんな風に世界を飛び回る仕事がしたい!」と思い英会話教室に通い始めました(親に感謝です)。そして中学生、大学生の時にいずれもアメリカに短期ホームステイをし、さらに海外が好きになり、絶対いつか長期留学しようと思っていました(なおCAの夢は身長150cmの(文字通り)小娘では叶わないと知り夢リストから外しました)。

が、大学時代に「大学生活めっちゃ楽しい」というなんとも刹那的な理由により留学せず、結局、その思いを引きずったまま社会人になりました。でもどうしてもしたい。もはやカルマです。でそれを思い続けた結果、ありがたいことに今、いろんな方のご協力を得てアメリカに来れており、カルマを解消できました。晴れてカルマが解消でき軽やかな身体を手に入れると、学びを自分の将来に活かすことと同じくらい、そのカルマを負うひとをひとりでも減らしたいという気持ちが高まりました。

 

「人生の豊かさは総移動距離に比例する。」という言葉が、私は好きです。
なぜなら、所属する場所から移動するたびに、異なる価値観を持つ人に出会え、視野が広がり、自分の中に選択肢を増やすことができると思うからです。選択肢が増えると、本当に自分の好きなことにたどり着く可能性が上がり、何かがダメでも他の選択肢にトライすることができ、その結果「自分でこれを選んできた」という感覚が生まれるため、人生への納得感が格段に高まると思っています。

地元の九州から、大阪、東京、ロサンゼルスとこれまで多少は移動して、それぞれの場所で年単位で住みその場所の文化に染まってみたからこそ、各地で学びがあったことを心から感じています。

 

また海外に出ると、自分が「日本人」であることを嫌でも思い知り、日本のいいところも悪いところも感じることができます。そのおかげで私は、これまで以上に「日本好き」と思うようになりました(個人差はあると思います)。「ジャパンはクールで大好きだ」と、本当にいろんな人が言ってくれます。日本を愛してくれている人は本当に多いです。他方、私の大学に留学中の中国人は5000人超、人口が日本より少ない韓国でも600人で、日本は国別留学生数ではトップテンにも入らず「Other」に含まれてしまっています(100人程度の模様)。いち大学の数にすぎませんが、これはちょっと少なすぎるんではないかと。
https://about.usc.edu/facts/international-students/

また、情報ネットワークにおいても中国、韓国は強い。あらゆるコネクションで世界中の自国民同士で繋がっていて、情報が即座に共有されているように見受けられます(私の周囲に対する個人的感覚)。では日本人は?というと、同じエリアや学校では結束が強いものの、「世界に出た日本人」同士ではまだ弱いなと。これが、「世界の中の自国」を肌で感じているかどうかの、他国民との違いかなと感じています。

 

何でもかんでも海外に出ればそれで良い、とは決して思っておりません。ただ、視野を広げ自分の選択肢を増やすための、素晴らしい、そしてある意味手っ取り早い手段のひとつだとは思っています。であればその手段としての留学や、その他何らかの形での海外生活を体験することで、ひとりでも多くの(日本)人に人生の選択肢を増やして欲しい。そのために自分ができることは何だろうか?それを今模索中ですが、こんな思いを携えて、まずはこのブログから現地情報を発信していこうと思います。