ジュネーブからは以上です。

スイス・ジュネーブ駐在中。こちらでの暮らしや日々感じたことなどを綴ります。かつては「ロサンゼルスからは以上です。」でした。

「×」マスクを外してみませんか?

クイズ番組で、お手つきをすると「×」印のついたマスクをかけることがありますよね。「一回休み」「休みの間は喋ってはいけません」のサインです。↓

 

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アマゾンで売ってました

 

このマスクを、無意識にかけているひとって、とっても多いと思うんです。

「発言しないでおいたほうが穏便にことが進みそうだ。」

「間違ってると恥ずかしいから今は発言しないでおこう。」

もしくは、かけざるを得ず、簡単に外せないと感じているひともいると思います。

「自分のレベルではこの場で発言してもどうせ受け入れられないだろう。」

「この肩書きを背負っている以上、この発言をしてはいけないんだ。」

 

こういう声が心の中から聞こえてくると、見えない「×」マスクをかけ、自分に「一回休み」というルールを課して、沈黙の特権を与えてしまうんです。でもこの「一回休み」を続けている限り、すごろくと一緒で、絶対にゴールにたどり着くことはできないんですよね。

 

試しに、マスクに(もしくは折りたたんだティッシュに)赤ペンで「×」と書いて、自分の好きなものについて喋ってみてください。独り言でいいです。食べ物でもお酒でも映画でも旅でも、好きなもののことを目一杯想像して、「お題:私の好きな◯◯」というテーマが与えられたつもりで喋ってみてください。騙されたと思って笑

 

<喋り中>

 

どうですか?せっかく好きなもののことを考えて気持ちはワクワクしてるのに、すっっごく喋りづらくないですか?吐き出す言葉がマスクの中に溜まって、「マスク邪魔だなあ」と思いませんか?なんなら、言葉を発している自分でさえも「何言ってるか聞き取りづらい」と思いませんか?

そして「マスク邪魔だなあ」と感じたら、そのマスク(ティッシュ)を外してもう一度声を出してみてください。すっっごく喋りやすくないですか?クリアに言葉を吐き出せている、という実感がありませんか?そして酸素、美味しくないですか?

 

身体が元気に生きているのは、空気を吸って吐く、これが繰り返しできているからです。肺の容量は決まっているので、うまく吐き出せないと入ってくる空気の量は増えません。むしろ同じ空気が身体に留まって、体内をクリーンな状態で保つことは難しいです。

こころが元気に生きるためにも、同じように、日々得る情報や感情を、きちんと吐き出してあげることが必要です。このこころの「呼吸」ができていないと、知らないうちに「何か」が溜まり、新しい「何か」を吸うことができず、こころをクリーンな状態に保つことが難しくなるのです。

 

でもここでみなさん、朗報です。

このマスク、自分の意思で外すことができるのです。だって、さっき、マスク外せませしたよね?そして外してみたら、美味しい酸素を吸って、言葉をクリアに吐き出せる、と実感できましたよね?この体験を、実生活でもしてみませんか?

その方法は人それぞれで、まずは自分の思ったことを素直に言葉に出してみることから、仕事の仕方についてよく考えてみることまで、様々な段階があると思います。まずは思いついたことから一つずつやってみてください。心に少しずつ余白が生まれて、新しい風を吹き込めていることに気づくと思います。

誰だって、健康なこころで生きたいと思っているはずです。そのためにどういう装備をしてどういう行動をするかは、本当は自分で自由に決められるのです。

 

だとしたらこの目に見えない謎のマスク、いらなくないですか?私はいらないです笑

一度マスクを外して、自由に「呼吸」をしてみませんか?

きっと、「生きている」喜びを感じることができると思います。

みんなが健康なこころで生きられる社会になりますように。

アニメとドラマとマンガとI have a pen.

こんにちは、ヨシノです。

国際交流基金が開催するお茶会(Tea Time)にボランティアとして参加してきました。日本語に興味のある外国人と日本語話者(ボランティア)が集まって、みんなで日本語を話しましょうーというものです。

お茶会の様子

外国人の方は日本語しゃべれる度10%、50%、90%のシールを胸につけ、5〜6人のグループに分かれてそれぞれで会話をします。私は10%(「コンニチハ」くらいの人から簡単な文章を喋れる人まで)のグループで喋ってきました。

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 こんな感じで人がたくさん!(このなかには私はいません)

しゃべれる度10%ですので、「あつい」「つめたい」「はなみ(花見)」「ちくりん(竹林)」「たけのこの里」「きのこの山」(その場にお菓子があった)などの単語を説明しながら会話をします。たけのこきのこ闘争を勃発させることは避けどっちも褒めておきました(たけのこ派平和主義)。

しかしみなさん、いろんな単語を知ってます。

「十八番」とか。「アナタノジュウハチバンハナンデスカ?」と聞かれました。カラオケは外国人にも人気なようです。私のジュウハチバン残酷な天使のテーゼです。

「演歌」とか。この方すごい詳しくて、「男と女の涙や恨みを描いた歌ですよね」と尋ねられ、「ハイソウデス」と片言で答えるしかありませんでした。今後は演歌も勉強しておかなければなりません。

「パチンコ」とか。この方ギャンブルがお好きなようで、東京なら秋葉原に大きなパチンコ街があるからそこに行くといい、と私が教えられてきました。みなさん、パチンコやるなら秋葉原らしいです。

定期的に開催されているようなので、ロサンゼルス在住でご興味のある方は上記写真下のリンクからFBをチェックしてみてください(次回は8月とのこと)!

アニメとドラマを見ておけばよかった

また、今回の会の参加者に限りませんが、こちらではアニメ(Animation)もやっぱりすごく人気です。進撃の巨人(Attack on Titan)やドラゴンボールあたりは私もわかるわかる好き好き!ってなるのですが、ガンダムは「赤い彗星ですよね!」くらいしか言えませんし、今をときめく美少女アニメ(名前を忘れましたすみません)に至っては「絵が綺麗だよね!」くらいしかコメントができません。

そして、中国人・韓国人は日本のドラマをめちゃくちゃ見ています。逃げ恥くらいは私も名前を知っているのですが、全然聞いたこともないドラマの名前を言われたりします。「?」という顔をしていると、ほんとに日本人かよこいつっていう表情を返されるのが見てとれます。

日本にいるときから5〜6年テレビを見ていないので、外国人が興味を持つアニメとドラマネタに弱いという点は異文化交流における大きな弱点です。マンガならわりと幅広く対応可能なのでみんなマンガネタをもっと振ってきて欲しい。ってことでアニメなどの話を振られると全部マンガに変換して無理やり話を続けています。LAマンガ部をつくりたい。

学びのモチベーション

こうやってみると、日本語を勉強しようという人は、日本の何かしらの文化(アニメ、ドラマ、マンガ、カラオケ、和食、パチンコ)に興味を持ってくれていることがわかります(ビジネスで絶対必要!という一部の人を除き)。

これはどの言語でもそうだと思いますが、その国の文化に触れたい!その国の人と話したい!という思いが、その国の言語を学ぶ一番のモチベーションになると思います。裏を返せば、外国の文化や外国人に触れる環境がなければ、そのモチベーションが生まれづらいともいえます。英語を学ぶときに、机に座って"I have a pen."と書いていてもテンションは全く上がりませんが、イケメン外国人がペンを探して困っているようだ、というときに"I have a pen!!!!!"と声をかけるのはテンションが上がると思います。そうして次は"Where are you from?"などと話を続けることができたら、もう勝ちです。あなたには英語を学びたい意欲が生まれているはずです。

ペンを探してるイケメン外国人なんて周りにいないよという場合は(普通いません)、映画です。映画でイケメン俳優がなんと言っているのか?字幕に集中せず声を堪能したい!という素敵な声の俳優を見つけたら、勝利です。モチベーションが生まれます。

「英語を学ぶ」と思わずに、その先の目標が見つかるとモチベーションが保てますよね。なお、これは自分に向けた戒めの意味も込めて書きました。ペンを探すイケメン外国人を見つけたら、ご報告します。

歯医者対戦記 in ロサンゼルス

歯医者に行ってきた。

サクッと終わるだろうと思っていたら、これが3時間にわたる死闘。しかもやったことは(本治療前の)クリーニングだけである。なかなかツッコミどころが多かったので、アメリカでの治療録も兼ねてここに残しておきたい。(※ロサンゼルスの大学内(歯学部の学生さん(歯医者のタマゴ)が治療)での治療録です。体験には医療機関差・個人差があります。) 

プロローグ

ことの始まりは2月のある日。おにぎりを食べていたら突然ガリっと嫌な感触が。銀の詰め物が取れたのである。そんなに固いおにぎりを握った覚えはないと思いつつも、仕方ないので大学運営の歯医者へ電話を入れる。

私:予約を取りたいのですが。

受付:おっけ〜そうね、次の空きは3月◯日ね!(約1ヶ月後)

私:ファッ!!?

☆ポイント☆歯医者の予約は1ヶ月くらい待たされることがあります。アメリカでは医者にはすぐにかかれない、と聞いていましたが事実でした。

私:いや・・・かくかくしかじか困っているので早く治療受けられる手段はないでしょうか? 

受付:じゃあ緊急(Emergency)治療をやってる歯学部に行ってみるといいわ!

歯学部で緊急治療

ということで歯学部に電話。緊急治療には午前・午後受付があり、すぐにいっぱいになるので受付開始時間の1時間前に来いとのアドバイス。ではその受付「開始」時間とやらは何なんだと思いつつありがたいアドバイスに従い大学病院を訪れる。 

待つこと3時間。トルコ人の学生さんが私の担当になる。この学生さんはすでにトルコで歯医者をやっていたが、もう一回学び直そうとアメリカに来たとのこと。経験者と聞き一気に安心感がわく。にしてもこの学生さん、患者を安心させるのがめちゃくちゃうまい。大丈夫?とことあるごとに声をかけ、ひとつ行程を経るたびに「よくやった!」と褒めてくれる。口を開けて寝てるだけで何度も褒めてもらえるので、人間としての自信がついてきた気すらする。「自信のないひとは、歯医者に通え」という本すら書けそうなくらいである。

などとどうでもいいことを考えているうちに緊急治療を終える。金属製の詰め物は緊急治療では作れないため、仮詰め用ペーストを埋め込んで、終了。

☆ポイント☆ちなみにアメリカでは、仮詰め用ペーストがドラッグストアで買えます(アマゾンでも買えます)。医療費がバカ高いため、みんななるべく自己治療を行うようです。

本治療決意

1ヶ月程度の滞在なら帰国して治療すれば良いが、まだしばらくこちらにいるので、本治療を決意。私の大学には歯医者か歯学部かの選択肢があるが、

◯歯医者:歯科医が治療し、2、3回の通院で済む。治療費は10マン超え(!)の可能性がある。

◯歯学部:歯学部学生が治療し(教授が逐次チェックは行う)、本治療開始までに少なくとも3回要通院(レントゲン、歯の状態チェック、クリーニング)、治療費は歯医者の半額くらいと予想される。

と告げられ、どっちも嫌なので治療を諦めかけるも、悪化するのはもっと嫌なので10マン超えを避けるべく歯学部通いを選択。この選択がそもそもの間違いだったかもしれない、と今思えば思う。

☆ポイント☆歯医者に限りませんが、治療費は入っている医療保険の契約内容によってかなり異なります。契約書隅々まで見るのが苦痛(英語の専門用語がわからない)だったのですが、治療内容によって自己負担額が変わってきたりするので、辞書をお供にきちんとチェックした方が良さそうです。

アメリカの医療保険に加入する|アメリカ生活大事典|現地情報誌ライトハウス

本治療開始

本治療は、韓国系アメリカ人の学生さんが 担当することに。しかしここからが長かった。3月にレントゲンを撮った後、次の予約を入れるも「担当教授が急遽出張」「他の患者が緊急」などの理由で延期に次ぐ延期となり、そろそろ穏便なワイも怒るでとなってきた5月下旬、ようやく次のステップに進むことができた。次は、歯の状態チェックである。

しかしこのあたりでわかってきたのだが、この学生さん、いい人なんだけどおっちょこちょい感なのである。学生さんによる歯のチェック後、再チェックしてくれた教授に何かを指摘され、「あ、歯の番号間違えてました」「あ、これ他の患者さんのデータでした」みたいな有様である(何でそのデータが今ここで混じる)。若干の不安を抱えつつも、いい人なので信頼して次のステップに移る。

☆ポイント☆教授が巡回しており、ステップごとにチェックをしてくれます。教授が見てくれたおかげで他人のレントゲン結果を元に治療を進めずに済みました。

クリーニング

そして今回のクリーニング。歯医者でよく見る「あれ」で歯の表面から隙間から根こそぎ削りまくられる。

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歯医者でよく見る「あれ」

学生:ではいきますねー(ゴリゴリゴリゴリ!!!!!)

私:(痛い痛い痛い痛い痛いっていうか歯が折れそう!!!)

学生:大丈夫?痛くない?痛かったら麻酔するから!

私:(こんなことで麻酔使ったら負けな気がする)グッ!!(親指を立てる)

学生:(ゴリゴリゴリゴリ!!!!!)

私:(いや一生懸命頑張ってくれてるのは非常にわかる・・・わかるんだけど、あなたの腕でメガネが押しつぶされて目が潰れてるんです!!)

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こんな感じで使い捨ての保護用メガネをかけさせられる

私:(でもここで私が変に動くと口の中で大惨事が起こりかねない。我慢・・・我慢だ・・・)

学生:お水で口の中洗いますねー!プシュ!プシュ!ブシュワァア!!!(メガネと肌の隙間から水が入り込む)

私:ワァア(メガネの意味ない!!!)

学生:ごめん!!大丈夫!?(あたふた)

私:大丈夫です・・・(前掛けでメガネと目を拭く)

学生:ほんとごめんなさい・・・じゃあ続けますね。うーん・・・(いくつか種類がある「あれ」のどれを使うかを吟味し、両端のどちらを使うか試している)

私:(おお・・・そんな難易度の高いヤツが口内にあるのですか・・・)

学生:クルクルッ(と器用に「あれ」の上下をひっくり返す)

私:(それかっこいいんだけど顔の上でやるのやめてー!これまでの流れからすると多分落として顔に刺さるからやめてー!)

学生:(右手と左手で器具を持ち替え、左手で削る)

私:(え・・・?歯医者って持ち替えたりしてたっけ?そういう技あったっけ?それとも両利き?アスリートの訓練?)

学生:またお水で口の中洗いますねー!プシュ!プシュ!プシュ!プシュ!プシュ!

私:うぷ(水勢調節うまくなってるんだけど回数増やしすぎー!口内のキャパよく見てー!)

学生:ふう・・・終わりました、では教授を呼んできますね!

 

この辺りですでに2時間近くが経過。もはや顎が相当疲れているのでわずかに頷くしかできない。教授が来て、チェックをしてくれる。

教授:元気〜?(陽気)もうすぐ終わりだからがんばってね〜(サササッとチェックしていく)

私:・・・(だよね。やっぱり腕はメガネに当たらないよね。だしやっぱり右手と左手で持ち替えずにやってるよね。)

教授:(私の顔の上から器具を手渡そうとする学生に対し)それは患者さんの顔の上で渡してはダメよ。

私:(だよね!!!!!)

 

と教授が多くの疑問フラグを回収し颯爽と去った後、指摘された箇所をもう少しゴリゴリしてもらい、最後に研磨機で磨いて終了。3時間の死闘に終止符。もう顎動かしたくない。でも学生さんももう手動かしたくないと思う。お疲れ様でした。

次は数日後にいよいよ本治療。すでに緊急治療時に養われた自信はどこかに消え去った。本当に虫歯(だけ)を削ってくれるのか?他人のレントゲンを持って来たりしないか?いささか不安が残るものの、彼女を信じたいと思う。 

留学へのカルマ : ガラス玉ひとつ落とされた

昨年夏からアメリカに留学し、早1年が経とうとしています。この約1年間で思ったことは、「海外生活はひとの価値観を根底から変える(かもしれない)」ということです。つらつらと留学についていま思っていることを書いてみたいと思います。

 

私は小学生の頃に、キャビンアテンダントのドラマを見て(ベタ)、「こんな風に世界を飛び回る仕事がしたい!」と思い英会話教室に通い始めました(親に感謝です)。そして中学生、大学生の時にいずれもアメリカに短期ホームステイをし、さらに海外が好きになり、絶対いつか長期留学しようと思っていました(なおCAの夢は身長150cmの(文字通り)小娘では叶わないと知り夢リストから外しました)。

が、大学時代に「大学生活めっちゃ楽しい」というなんとも刹那的な理由により留学せず、結局、その思いを引きずったまま社会人になりました。でもどうしてもしたい。もはやカルマです。でそれを思い続けた結果、ありがたいことに今、いろんな方のご協力を得てアメリカに来れており、カルマを解消できました。晴れてカルマが解消でき軽やかな身体を手に入れると、学びを自分の将来に活かすことと同じくらい、そのカルマを負うひとをひとりでも減らしたいという気持ちが高まりました。

 

「人生の豊かさは総移動距離に比例する。」という言葉が、私は好きです。
なぜなら、所属する場所から移動するたびに、異なる価値観を持つ人に出会え、視野が広がり、自分の中に選択肢を増やすことができると思うからです。選択肢が増えると、本当に自分の好きなことにたどり着く可能性が上がり、何かがダメでも他の選択肢にトライすることができ、その結果「自分でこれを選んできた」という感覚が生まれるため、人生への納得感が格段に高まると思っています。

地元の九州から、大阪、東京、ロサンゼルスとこれまで多少は移動して、それぞれの場所で年単位で住みその場所の文化に染まってみたからこそ、各地で学びがあったことを心から感じています。

 

また海外に出ると、自分が「日本人」であることを嫌でも思い知り、日本のいいところも悪いところも感じることができます。そのおかげで私は、これまで以上に「日本好き」と思うようになりました(個人差はあると思います)。「ジャパンはクールで大好きだ」と、本当にいろんな人が言ってくれます。日本を愛してくれている人は本当に多いです。他方、私の大学に留学中の中国人は5000人超、人口が日本より少ない韓国でも600人で、日本は国別留学生数ではトップテンにも入らず「Other」に含まれてしまっています(100人程度の模様)。いち大学の数にすぎませんが、これはちょっと少なすぎるんではないかと。
https://about.usc.edu/facts/international-students/

また、情報ネットワークにおいても中国、韓国は強い。あらゆるコネクションで世界中の自国民同士で繋がっていて、情報が即座に共有されているように見受けられます(私の周囲に対する個人的感覚)。では日本人は?というと、同じエリアや学校では結束が強いものの、「世界に出た日本人」同士ではまだ弱いなと。これが、「世界の中の自国」を肌で感じているかどうかの、他国民との違いかなと感じています。

 

何でもかんでも海外に出ればそれで良い、とは決して思っておりません。ただ、視野を広げ自分の選択肢を増やすための、素晴らしい、そしてある意味手っ取り早い手段のひとつだとは思っています。であればその手段としての留学や、その他何らかの形での海外生活を体験することで、ひとりでも多くの(日本)人に人生の選択肢を増やして欲しい。そのために自分ができることは何だろうか?それを今模索中ですが、こんな思いを携えて、まずはこのブログから現地情報を発信していこうと思います。

 

ロサンゼルス通信はじめました

みなさんはじめまして、ヨシノアヤと申します。

アメリカ・ロサンゼルスに留学しております、アラサーあたり(もごもご)の女性です。

 

アメリカ滞在中、このひとすごい!と思う方々に出会ったり、えおいおい嘘だろと思うような常識を覆される出来事に出会ったり、ということを繰り返す中で、日本でコツコツ構築されてきた私の価値観は、ガラガラと音を立てて崩れ去りました。

外から日本を見つめたことで日本の素晴らしさ(いやほんとに)が身にしみて分かり日本ダイスキー!となる一方、これはもっと早く知っていたかったという他国のやり方もたくさんあるんだなということに気づきました。

何よりも、「あ、自由に生きていいんだ」と心の底から思うことができました。元々海外好きで欧米アジア中心に20カ国以上旅はしましたが、これは、長期間外国に住んで今回ようやく気づけた(腹落ちした)ことでした。

この「アハ!」体験を一人でも多くの人にしてほしい。そして、自分の人生を自由に生きてほしい。月並みな表現かもしれませんが、ありがたく渡米でき、このことに気づけた私が少しでもみなさんに伝えられることがあるのではと思い、筆を取った次第です。

加えて、好きなことを書き語り晒したい熱が沸点を超えたためそういった諸々も含めロサンゼルスにおけるログとしてここにしたためていきたいと思います(結局雑多)。

 

<このブログで書いていきたいこと>

・人生について:いきなりスケールがでかい。人生、仕事、教育、留学などなど、「幸せに生きるには?」に関して常日頃妄想していることを。実際にアメリカで自由に生きている日本人の方へのインタビュー記事も書けたらいいなと思っています。

・ワイン:趣味ですというか仕事にしたい趣味です。日本ソムリエ協会ワインエキスパート所持。アメリカワインが環境的に手に入りやすいのでそれ中心に。

・テック・イノベーション:ミーハー心

・その他LA情報:LAにいらっしゃる方々に役立ちそうな情報や役立たなそうな情報など

 

何卒よろしくお願いいたします。

 

Aya YOSHINO